此所では多くのエピソードをお持ちの、留学主婦学生D子さん。私の日本の家に来て大分お世話された記憶が有るにも関わらず、アメリカで再会した私の母親に「こんにちわ」しか言わなかったD子さん。年下のアメリカ人のがよっぽど気を使ってお礼の手紙やら品物やらを送ってきましたが。
さすがに旦那のO夫さんもだいぶ私と違う常識の持ち主。まあ以前に『人間観察、其の三』にて、お代わり自由コーヒーを躊躇無く2人で分けるお話を紹介したぐらいですから、知る人ぞ知るですか。
私はこの時、入院して死にそうになっていたんですが、なんとか多大な借金を抱えながらも(その話は後)退院復活。着替えやらを持って来てもらったお礼をしようと思ったんです。
金ねぇけど、日本人として義理は捨てられない!夕飯を奢るかと。そして、お礼を兼ねて久しぶりに食事をしませんか?と聞くと『え〜どうしよう』との返事。
『・・・お礼なんで、ごちそうしますよ。』
『わ〜い!本当?じゃあ、向かいの○○ってところがいいな!』
日本食指定?!○○って高っ!・・・まあ、お礼だし。
『・・・いいですよ。』
『あっ!旦那どうしようかな〜1人で行くのもな〜。やっぱり旦那を置いてはね〜?・・・(かなり長い間、聞かせるような独り言が続く)・・・。』
『・・・ご一緒にどうぞ(言うしかない)』・・・旦那さんに何もしてもらって無いんですけど。『えっ、いいの〜悪いね2人も。』
やっぱ、2人分奢るのか!
『じゃあ、旦那の都合聞いて又連絡するね〜』
・・・でも、と密かに考えていたんですよ。
常識があったら、旦那は働いてながら年下の学生に理由無く奢られまい。それどころか、日本で世話されっぱなしで、社会人としてのプライドも有るはず!
更に、知り合って3年ほど経っても、いくら誘ってもイベントに一度として参加しない。コーヒー1杯の時間も『勉強しているから』って理由で拒否(大人がどんないい訳だ)で、とにかく付き合いが最強〜に悪い。だったら来ないだろうて、と。
・・・はい!
そこの貴方!正解です。来やがりましたよ、こんな時だけ!
そりゃそうか、アポなしで家に泊まりに来た人だからな・・・。嬉々として来た彼の表情は、病み上がりに精神的ダメージ大ながらも、お礼の食事会を開始。
これ以上お礼の必要があるかとの考えを振り切りつつスターバックスカードと、GAPの下着をプレゼント。
そう、下着。
実は彼女に入院中、着替えを持って来てくれるように頼んだんですが、在処が分からない等の理由で、持って来てもらえなかったんです。マジでそれぐらいやってくれよ!と泣きそうになりましたが、40度以上の熱と戦っていた身の上、息を吐く事すらままならない、そんな時は任せるがまま。そして、D子。代打に何したと思います?
自分の下着持って来たんですよ!
『綺麗に洗ってあるから大丈夫だよ〜』って、あせた使用済みのやつ!しかも、女の子の日に人様のそれを履けって?!頭も回らない状態では、履くしかなかったですよ。恥プレイ。こんなもん人様と共有する日が来るとはね・・・(爆落)
そりゃ〜返すでしょ、新しいのを!元は代わりに捨ててやったよ!・・・狙ってたんだったらすごいけどな・・・(泣)
わからない、わからないけど私だったら、新しい下着くらい買って来る!履かれるのも嫌でしょう?わからない!みんなはどうなの?!と再び思い出すと何度でも頭が痛くなって来る。
そんな混乱する私の目の前でも、躊躇なく『わ〜い!』と、パンツを店内で掲げていたD子。あとさ・・・下着だと分かっていても、客一杯の店内、他の男性の前で、女が包み開けますかね?酒無しに。
入院中の手助けしてもらってのお礼なのに、何だか腑に落ちない気分の食事会。最後にD子がシミジミとパンツを見て一言
『何だか、地味だね』
・・・アンタのはダサ花模様だったじゃないっすか!やっぱり計画的だったでしょー!?
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