東京国際映画祭『がんばればいいことがある』
主演女優フェリシテ・ウワシーの舞台挨拶付きの映画でした。
フランスの貧民層、ほぼ黒人オール主演が珍しい映画だそう。
私も、初めはブロンクス辺りの黒人物語だと思った程、風景は似通っています。
『頑張ればいいことがある』ってタイトルだと、なんだかハッピーハッピーな物語を想像しますが、実はそうでもない。
すっごいありそうな日常。主人公はお金のなかった留学時代を思い出させる程、トラブルの連続。
小さなシアワセを見つけたかと思えば災いに転じ、不幸でどうしようもないと思っているうちに別の幸運がやって来る。「禍福はあざなえる縄のごとし」のが、タイトルにいいんじゃないって位。センスよくないですか(笑)
『解決策は必ずある』が口癖に淡々と人生を進める主人公。頑張っているお母さん像です。最後もどうなっちゃうんだよ!と中途半端に感じるかもしれませんが、それも又人生か?と思わせる生きっぷりです。
ちなみにフェリシテ・ウワシー(ネタバレ?ー>)は最後、映画の彼女がした事が見つかるんじゃないか?
役の女性としてこの後どんな行動をとると思う?との質問に「跡形もなくなくなるのを期待しています」と言う。これまた激ポジティブな意見で、客席を湧かせていました。
フェリシテ・ウワシーは凄く本人に近い性格で、十代の娘を持っている所にも感情入れやすく演技できたそう。舞台挨拶は彼女だけだったけど、映画で思うよりも小柄で、でもパワー溢れる感じは映画以上でした。スキンヘッドにしての登場はビックリしたけど、蛍光ビンクのシューズをポイントにしたシックな装いはセレブ感漂う、ファッション!映画の髪型は地毛だったけど、映画の役を追い出す為に、合えてスキンヘッドにしたそうです!なんだか思い切りがもの凄いな〜
初めて日本に来たそうですが、映画の後もヒルズのテンポラリーカフェで直ぐトークをして、忙しそうでした。ちょっと寒い時期ですが、日本を気に入って帰ってくれるといいです。フランスの違った面と新たに交流がうまれれば素敵だと思いました。
アングラが好きな人にも是非。
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